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マニュアルテンショナーを組んでみました。

今日は休みだったので中華107エンジンを弄ってました。

この前造ったマニュアルテンショナーを組んでみました。

12Vベースのオートテンショナーではハイカムを組んでもロッカーを押し上げる時に
カムチェーンの下側が張りテンショナー側が緩みます。

逆にロッカーのスリッパー面をカム山の頂点が通過すると今度は、カムがロッカーに押されて
勝手に進む為にテンショナー側が張ります。

これにより本来の作用角でバルブが作動しません。

当然オーバーラップも変化するため本来の性能が出ません。

取りあえず組む前のケースを調べるとボルトの穴が無いので
普通のマニュアルテンショナーは無理です。
141030_1227~010001
何故か穴を開ける為の面は確保されています。

正確に調整する為にジェネレーターを外します。
141030_1238~010001
組み付けて下のキャップボルトを締めてはテンションの確認を繰り返し3回位で丁度良い感じになりました。

この時の丁度良いテンションとは緩みは最小限でテンションが張り過ぎない状態です。

手でテンショナーを押し上げた位置でキャップを締めた時にプッシュロッドが動いたら
キツ過ぎだと思います。

画像を取り忘れましたがクランクを手で回しても、カムチェーンが緩まず
テンションが変化しないのでハイカム本来の性能が発揮できます。

ただ良い事ばかりでは無いので、マメに点検が必要です。

張り過ぎるとカムチェーンが伸び易くなり、プッシュロッドの先端も痛みます。

今の寸法で造れる事が分かったので、まずは自分のエンジン用に量産します。
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tag : 旋盤工作チューニング

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